おつかれさまです。ALSOのまっすーです。
この前、「豚のレバーは加熱しろ」というラノベを読みました。電撃文庫出版、著・逆井 卓馬、イラスト・遠坂あさぎ。
一巻がkindle unlimitedにあって、前から気になってたので手に取ったのがきっかけでした。
現在4巻まで出ていますが、ハマりすぎて最新刊は予約購入しました。
とりあえず、ネタバレのない範囲で作品紹介していきます。
あらすじとしては、豚のレバーを加熱しないで食した主人公が、食中毒で倒れて異世界に豚として転生する話です。
その世界では奴隷階級にあたる少女たちが存在し、その一人であるヒロインに出会うところから物語が始まります。ヒロインは心が読める能力があるので、豚である主人公と意思疎通ができます。
あらすじだけだといまいちピンと来ないかもしれませんが、ラノベの真髄はあらすじにありません。作風と展開が肝要です。
本作品は、卑屈なインテリオタクが金髪素朴美少女とイチャイチャ旅をしつつ、謎解きによって異世界情勢の中核に関わっていく、異世界転生ファンタジーミステリー推理ラブコメとなっています。
読んでいく上でモチベーションとなるのは、軽快でウィットに富んだ会話と、予想のできない展開、衝撃の真実、この3点になると思います。
3点と言いましたが、すみません、その前に重要な魅力がありました。
それは、とにかくヒロインがかわいいこと。
ラノベの最重要ポイントですね。
ラノベのヒロインというと、特徴的な口癖があったり、なにかと主張の激しいものですが、本作のヒロインは違います。
ただただ可愛い。特徴をあげようとすると、金髪美少女としか出てこないくらいにはキャラとして没個性ですが、こんな子が同じクラスにいたらまず惚れます。特に、隣の席になったら即落ちです。
まあ、そんな感じのヒロインがとても魅力的で、豚(主人公)に感情移入すればするほどハマります。豚になりたい。
そしてこの豚のトークもまた秀逸で、何かにつけては豚になぞらえた豚ジョークがとても読み心地が良いです。ハツがドキドキ。
読了後、余韻の中でまず最初に思ったのがこれでした。
「豚レバー食べたい」
翌日、行きつけの焼き肉屋に食べに行きました。
一枚一枚、じっくり丁寧に焼きました。
レバーは生が美味しいですが、ちゃんと加熱しないと危険らしいです。
ちょっと生っぽく焼いては異世界に想いを馳せる。
とても風情がありますね。いとおかしです。
ちなみに、行きつけの店ではアミレバというメニューがあります。
豚のレバーに網脂を巻いて焼くものです。
トロっとしたレバーが脂でよりジューシーに。めちゃくちゃ美味いです。
みなさん、
「豚のレバーは加熱しろ」
ぜひ、ご一読ください。
以上です。
豚のレバーは加熱しろ (電撃文庫) https://www.amazon.co.jp/dp/B085GBFSCQ/ref=cm_sw_r_cp_api_glt_2YQ5MV7T3E1T8G0MDTQE